2011年5月20日金曜日

芳香スプレー:クロモジから 青森の中田さんら開発 ぐっすり眠れると好評 /青?

 ◇「森をはぐくみ雇用にも」
 クスノキ科の落葉低木クロモジを使った芳香スプレーが県内で開発され、今春から販売されている。「ぐっすり眠れる」「すっきりして気分転換に良い」と好評で、入荷直後に売り切れる店も。雑木として伐採されがちなクロモジの新たな利用法に、開発の中心となった元森林組合作業員、中田辰男さん(57)=青森市原別=は MBT 靴
「(スプレーが)身近な環境を見直すきっかけになれば」と話している。【矢澤秀範】
 クロモジは北海道南端から九州まで広く分布。折るとさわやかな香りがする枝は烏樟(うしょう)と呼ばれ、漢方薬の材料となるほか、高級和菓子のようじにも加工される。香り成分の組成比は地域で違い、青森に分布するクロモジの主成分はリナロール。ラベンダーやロー
ズウッドにも含まれる成分で、スズランのような優雅な香りが特徴だ。
 中田さんは切ったクロモジからいい香りがするのに以前から注目していたという。このため、中田さんは水蒸気蒸留法でクロモジの精油を抽出し、県産業技術センター工業総合研究所に調査を依頼。その結果、抗菌、防虫、消臭、リラックス効果が確認された。スプレーを試した研究所職員 tory burch
の評判も上々だった。
 商品化に向け、中田さんは4月、個人商店「燕雀(えんじゃく)堂」を設立した。クロモジは生育が早く、中田さんは青森森林管理署の許可を得て採集し、スプレーの原料に活用している。さらに、研究所と新商品も開発中だ。
 香り成分の分析に当たった研究所環境技術部長の内沢秀光博士(48)は「森をはぐくみながら恵みをも
らい、雇用にもつなげたい」と期待をかける。
 スプレーは15ミリリットル入りで700円。問い合わせは燕雀堂(電話017?736?3301)。

9月30日朝刊

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引用元:信長 rmt

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